────なんで。
…なんで私は今まで気がつかなかったんだろう。
そうだよ。
そうだよ。
罪悪感を忘れて幸せになるんでもなくて。
罪悪感を感じないように、幸せにならないんでもなくて。
────罪悪感を感じてでも幸せにならなくちゃいけなかったんだ、私は。
なんで、どうして気づかなかったんだろう。
なんで、どうしてまた彼らは、大切なことを私に気づかせてくれるんだろうか。
「みっ、ミッキー、私っ…!!」
「お、怒らせたか…?」
突然大きい声を上げた私に、キョドったミッキー。
でも、私の泣きそうに歪んだ顔を視界に入れて、柔らかく笑って、言った。



