ぎゅっと、硬く口を結んだ私を見てから。
ミッキーは少しの間を空けて力強く言葉を放った。
「…日向、それ、おれ間違ってると思うよ。恨まれてるから、幸せになっちゃいけない?────それって日向が逃げてるだけだよ、罪悪感から」
「え……?」
「幸せにならなければ、罪悪感も感じないで、これでいいんだって思って生きていけるけど。きっとそれって自己満足で、なんの罪滅ぼしにもなんねぇと思う。
────罪悪感を感じるのが、どれだけ辛くてもさ。
罪悪感を感じてでも、幸せになるのが本当の罪滅ぼしなんじゃねぇかな…?」
なんて、偉そうだけど。
そう言いながら、私の肩から手を離して頭の後ろをかいたミッキー。
私は、ミッキーの言った言葉に、どこかを思いきり突き刺された感じがした。



