真実と嘘〜Truth or Falsity…*〜【下】



ぐすぐす、伽耶だって泣いてるくせに、「泣くなバカ」そう言ってまーくんの頭を叩いた伽耶を見て、なんでか余計泣きそうになった。



視線を滑らせると、朝陽さんと目が合う。




「日向ちゃん、話してくれてありがとな。辛かったろ?」




喋ったら、泣いちゃう気がしたから。



ふるふると首を横に振って、笑顔を向けた。



けど、朝陽さんは自分にムカついてるのか怒ったような顔のまま「ごめんな、俺が急かすようなこと言ったからだよな」と言う。



「そ、それなら俺だって…!」



そしてそんな朝陽さんに被せるように、ミッキーも目を潤ませたまま身を乗り出した。





違うって言おうと思ったのに、涙がこぼれそうですぐに言えないのがもどかしい。



一回深呼吸して、いろいろ溢れそうな気持ちをなんとか抑えながら口を開いた。