頭から離れていく美影の手に合わせるように、閉じていた目をゆっくり開く。 そういえば、みんな、どんな顔してるのかな。 窓枠にかけていた手をゆっくりゆっくり、離していく。 心がふわっと解放された気がした。 ああ、私。 やっと話せた。 全部話せたんだ。 ────よかった。 窓枠から離れた手。 私は一回窓の外を見つめて。 みんなの方へ、ゆっくり、振り返った。 そしてみんなの方に目線を移して──── 「えっ」 ────タコ…あ、間違えた、まーくんを見て私は声を出し一歩引いてしまった。