真実と嘘〜Truth or Falsity…*〜【下】



頭から離れていく美影の手に合わせるように、閉じていた目をゆっくり開く。




そういえば、みんな、どんな顔してるのかな。




窓枠にかけていた手をゆっくりゆっくり、離していく。




心がふわっと解放された気がした。



ああ、私。


やっと話せた。




全部話せたんだ。


────よかった。




窓枠から離れた手。


私は一回窓の外を見つめて。



みんなの方へ、ゆっくり、振り返った。




そしてみんなの方に目線を移して────



「えっ」




────タコ…あ、間違えた、まーくんを見て私は声を出し一歩引いてしまった。