でも、それでも自分が生きていたことにひどく安堵した。
今回もきっと、いろんなことが変わって、片付いてるんだろう。
そんなことを思ってため息をついたとき、病室の扉がガラリと開いた。
『あら、起きてたの』
入ってきたのは、知らない人。
看護士さんでもない。
じっと警戒するようにその人を見つめれば、その人は無表情に私を見つめ返して早口に喋り始めた。
まず、お母さんの姉で、私のおばさんにあたると言うこと。
それと、お母さんは精神科の病院にいて私には当分会ってはいけないこと。
そしてもう一つ、私はおばさんに預かってもらうことになったってこと。
『一度会ったけど。覚えてる?』



