真実と嘘〜Truth or Falsity…*〜【下】





でも、それでも自分が生きていたことにひどく安堵した。





今回もきっと、いろんなことが変わって、片付いてるんだろう。



そんなことを思ってため息をついたとき、病室の扉がガラリと開いた。




『あら、起きてたの』




入ってきたのは、知らない人。



看護士さんでもない。



じっと警戒するようにその人を見つめれば、その人は無表情に私を見つめ返して早口に喋り始めた。



まず、お母さんの姉で、私のおばさんにあたると言うこと。


それと、お母さんは精神科の病院にいて私には当分会ってはいけないこと。


そしてもう一つ、私はおばさんに預かってもらうことになったってこと。




『一度会ったけど。覚えてる?』