真実と嘘〜Truth or Falsity…*〜【下】



お母さん、ごめんなさい、ごめんね。




ほんと、なんで私が生きてるんだろうね。ごめんね。


笑っちゃうね。ごめん。




だんだん、意識が薄れていく。



苦しいのかなんなのか、わからなくなってくる。




『死んでよ……!』



静かで、静かで、真っ暗な海の中にほんの少し届いたその声は。



ぎゅうって、私の心臓を握って離さない。





苦しい。




きっとわたし死ぬんだなって悟って。






────わたしがしねば、おかあさんは、らくになる…?




そんなことを思った。



でもそれならそれで、いいかもしれない。なんて思っていたら、瞼はどんどん落ちていった。