真実と嘘〜Truth or Falsity…*〜【下】



止めようと声をかけたところで、凍るような冷たい水に足が浸かって私は小さく声を漏らす。



それでもお母さんは止まらない。



なんとか止まろうとする私の抵抗も意味なく、私の足は深いところへ進んでく。




『ねぇ、おかーさん、や、やだ!』



『……』



『おかーさん!!』



『…はぁっ。黙っててよ』





冷たく冷たくそう言い放ったお母さんの顔は見えない。



なんで、お母さん、なにがあったの?


私のせいなんでしょ、わかってるよ。


謝るから。許してくれなくてもいいの。ううん、許してくれるはずないよね、でも謝るからだから。



元に戻ってよお母さん…っ!!