おかしいな。
お母さんは、目を真っ赤にしながら。
『殺したのよっ…!突き落としたんでしょうっ!日向が…!!』
悲痛な声で、そう、叫んだ。
────────え?
わからなくて、何もかも。
短いはずの3日間。
たった3日間。されど3日間。
たくさんのことが変化していて。
別の世界に、来たのかと思うほど。
…ううん、もう、別の世界だったら良かったのに。
現実なんだ、全部。
本当に、3日しかたってないのって聞きたいくらいだった。
向かいに住んでたはずのだいちゃんの家は空き家になっていて。
優しい、お母さんも。友達も。近所の人も。
─────いなかった。



