真実と嘘〜Truth or Falsity…*〜【下】



照れてる、かわいいなぁ。

そんなことを思ってニヤニヤしながら私も立ち上がる。


パーカーと短パンを上からきて、服と荷物をトートバッグに入れて、伽耶と一緒にみんなの待ってるところまでいった。






「ごめんごめんっ、待った?」


階段をパタパタと駆け下りて、出入り口付近のソファで座っているみんなに声をかけた。


そうすると、気づいたみたいにみんながこっちを振り向く。






……けど、これは厳つい。



見るからに不良な奴らがごちゃっと集結していて、これ海で私たちの近くには誰も寄って来なそうだなと悟った。


まぁ話してる内容は可愛いものなんだけど。