「そ?…あ。ぜったい、ないと思うけど。もしあいつらが過去聞いて日向のこと突き放したりしても、日向は、ひとりじゃないから。なんかあったら、俺のとこ集合。いい?」
……もう私、大丈夫だね。
こんなにいっぱい、優しい人に囲まれてる。
また頬を伝いそうになった涙をグイッと袖で拭って、私はメロンソーダを一気に飲んで立ち上がった。
「ありがとう、相希。明日私、頑張ってくる」
「ん、頑張れ」
そういった相希に、ニカッと笑ってからこくりと頷いて。
「龍騎さんご馳走様。相希も、ばいばい!」
お金を龍騎さんに渡して、私はバーを後にした。
夏の空。
瞬く星に、願いを込める。



