真実と嘘〜Truth or Falsity…*〜【下】



「そ?…あ。ぜったい、ないと思うけど。もしあいつらが過去聞いて日向のこと突き放したりしても、日向は、ひとりじゃないから。なんかあったら、俺のとこ集合。いい?」





……もう私、大丈夫だね。



こんなにいっぱい、優しい人に囲まれてる。



また頬を伝いそうになった涙をグイッと袖で拭って、私はメロンソーダを一気に飲んで立ち上がった。




「ありがとう、相希。明日私、頑張ってくる」



「ん、頑張れ」



そういった相希に、ニカッと笑ってからこくりと頷いて。



「龍騎さんご馳走様。相希も、ばいばい!」




お金を龍騎さんに渡して、私はバーを後にした。



夏の空。



瞬く星に、願いを込める。