*
───────────
────
──カランカラン…
夏休みに入ってからあまり来てなかったせいか、久しぶりに聞くその音が私を安心させた。
「お、日向。来んの久々だな」
「龍騎さん、久しぶり」
相変わらずのバーの照明の明るさと色に、私の心の中が落ち着く。
いつもの定位置に座って、私は「メロンソーダちょうだい」と注文をした。
「了解。飽きねぇな」
ククッと笑いながら言って、準備する龍騎さんを見つめる。
本当に夜にぴったりな人なのに。
昼間に会っても別に違和感がないんだもん、不思議だ。
「はい」
メニュー