真実と嘘〜Truth or Falsity…*〜【下】


須佐っちの“交戦”の一言で空気がピリッと張り詰めた。



尋常じゃない緊張感が漂う。




でもそれを無視するように、須佐っちは私に数歩近づいた。




「…俺らの行動が、交戦スタートの引き金を引いた。その責任を取るために、あくまでも、“敵”としてじゃなくて“友達”として、俺はそれを伝えにきただけだから」




「…うん。わかった」




強いひとみで見つめる須佐っちは、言葉にはしないけど『勝ってくれ』と言っている。



それに応えるように、私も強く深く頷いて返事をした。



そんな私を見て、いつもの屈託のない笑顔をニカッと向けた須佐っちは、


「それじゃあ、またな!」


そう言って6人と一緒に歩き始めた。