真実と嘘〜Truth or Falsity…*〜【下】

龍騎さんの車からみんなが荷物を降ろしていて。

その横でミッキーが私の荷物を持ってブンブン手を振っている。



「ありがとー!!」


早く取りに行こう、大きな声で返事をして私はそこまで駆けていく。


ハイッと言って渡されたボストンバッグが予想以上に重くて、一人でふらついた。


あれ、予想以上に重いぞ。


暑さのせいかな、余計重く感じるなんて考えながら、朝陽さんが倉庫のシャッターを開けるのをワクワク待つ。


倉庫涼しいんだもん。


でも、シャッターの鍵穴に鍵を入れて回した朝陽さんは、なぜか首を傾げた。



そして首を傾げたまま、確かめるように右、左と鍵を回してから朝陽さんは、さっさよりもっと首をひねる。



痛くなっちゃうよ朝陽さん。

首の筋つっちゃうよ朝陽さん。

あれ痛いよ朝陽さん。



なんてバカなことを考えていた私とは裏腹に、朝陽さんの表情は強張った。



近くでエビを咥えながらぼーっと見ていた美影も、何かを感じたのか目をスッと細める。




空気が一気に、変わった。