それからどれくらい経ったのか。
半寝半起き状態だった私は、さっきまでの心地いい風がなくなったことに目を閉じたまま眉を潜めた。
なんか、暑い。
蒸し蒸しする。
それに、さっきよりも騒がしい。
そこでやっと、あぁ着いたのかって理解してゆっくり目を開いた。
暗かった視界に、眩しすぎる光がカッと入ってくる。
ちょっ、目の細胞が!!!
なんか危ない!!気がする!!
「目、イタイ!!」
私はすぐさま目を閉じて、目をバチン!!抑えた。
…いやいや、抑えようとした。
確かにバチンって音聞こえたんだけどなぁ。
手と目の間に分厚い何かがある気がする。
うん、嫌な予感しかしない。



