でも内容が相変わらず意味わかんなくて、「えっなんの?」またまた首を傾げた。
……今日の茜は、ちょっと意味不明だ。
だってお返しって、なんかしたっけ??
右に、左に、首をカクンカクンと傾げてたら、「はぁ」とため息が聞こえて。
「バカには分からなくていいんだよ」
呆れたようにそう言われた。
は、はぁ!?
そりゃあ茜より馬鹿だけれども!!
教えてくれたっていいじゃん!!
む、ムカつく!言い返せないのも腹立つ!!
まぁ、でも。
────でも、茜がしがらみが取れてすっきりした顔をしてるから、今回は許してあげよう。
ほっぺを膨らませてた私だけど、カーブミラーに映った茜の顔をみて頬をフッと緩ませた。
それに私も────少し、ほんの少し前に進めた気がする。
砂を踏んだ時の感覚。
あんなに至近距離で見れるようになった海。
夜の海はまだ怖いけど。
──ちょっとは強くなれたよね?
流れる景色をぼーっと見つめながら、私はこの3日間の出来事をたくさん思い出していた。



