……てゆーか、全然体が倒れてってる感じしないんだけど!!
そっと目を開けたら、目の前に呆れ顔の茜がいた。
「えぇっ!」
なんでこんな至近距離に茜が!?
それよりも、目を開ける寸前に時間が止まってるかもとか、メルヘンかつ中二病っぽいこと考えてドキドキしながら目を開いた私、殴りたい。
まぁ、声に出さなかっただけ良かったよね。
茜に聞かれなんかしたら、一ヶ月はネタにされる。
って、そんなことはどうでもよくて、なんで茜が?
ん?なんて眉を寄せながら周りに視線を移す。
辺りを見渡して状況を把握し、パーの手の上にグーの手をぽんっとのせて、なるほどというポーズをとった。
「お前、理解すんの遅すぎだろ…」
「や、あっはははー!すまんねすまんね」



