Ri.Night Ⅰ 【全完結】


────…


「はぅ~」


暖かいなぁ……。


只今凛音ちゃん、壁に凭れながら光合成中。


最初は早く出てきて失敗したかもと思ったけど、どうやら正解だったらしい。


ポカポカ陽気が気持ち良すぎる。


あー、眠たくなってきた……。


よく考えれば、あたし、寝不足だったんだよね。

4時間ぐらいしか寝てないし。


よく頑張ったね、あたし。

自分を褒めてあげたい。










「凛音、お前何処で寝てんだよ」

「んぁ!?」


突然呼ばれて目を開ければ、窓から顔を出している煌と目が合って。


「あれ?あたし寝てた?」


うっつらうっつらしてたけど、まさか立ったまま寝てたなんて。


恥ずかしい……。


「馬鹿か。ホラ、取り敢えず乗れよ」


「うん」


顎で乗るよう促され、後部座席に乗り込む。


「凛音ちゃん、おはよう」

「おはよー、壱さん」


これだよこれ。

この癒しが今のあたしに必要なのよ。


いつもと変わらない優しい笑顔に胸がほっこり。


やっぱり壱さんは癒されるー。