ったく、正直に言えばいいのにさ。
もう家に呼んでやんないからね!
ふんっ!とそっぽを向いて、雷さんの作ってくれたご飯を頬張る。
「仲良いのか悪いのか分かんねぇな」
隣でボソッとそう呟く煌に、「二人共いつもこんななの?」と雷さんが不思議そうに聞いた。
「まぁ大体はこんな感じだな」
「へー。仲良いんだね」
「ゔっ……」
雷さんの見当違いの答えに、思わず食べてた物を詰まらせてしまった。
何言ってんの雷さん!
今の会話を聞いて何処が仲良く見えるのか教えて欲しい。
仲良くどころか喧嘩みたいになってるんだけど。
そりゃあさ、あたしだって仲良くしたいと思ってるよ?
まぁ、一応好きだしさ。
でも、仲良くって今みたいな会話じゃなくて、もっとこう……あるじゃない?
甘ーい感じ?
うん。想像出来ない。
そもそも、十夜が悪いんだからね!
いつも人を馬鹿扱いするしさ。
これじゃ甘い会話なんか出来ないよ。
まぁ、今更十夜から甘い言葉が出てきたらビックリするけど。
「雷さん。あたし達のどこか仲良しに見えるんですか?」
お水を一口飲み、ふぅ、と一息ついて雷さんにそう問いかける。
「うーん……、口喧嘩してる所?」
「……はい?」
え?今、何て?
「あの、雷さん?もう一回お願いします」
「口喧嘩してる所」
聞き間違いじゃなかったらしい。
なんで口喧嘩してたら仲良いって事になるんだろう。


