言われてみればこの二人、似てるかも。
背が高くてタレ目な所とか。
あと、妙な色気を纏ってる所とか。
それと、テンションも。
違うのは髪型ぐらいかな。
彼方はゆるいウェーブのセンター分けで、雷さんは後ろで一つに結んでいる。
従兄弟でこんなに似るって凄いと思う。
だって、ウチ、兄妹でもあんまり似てないもん。
貴兄はパパ似で、あたしと優音はママ似。
だから、そっくりって羨ましいな。
「お待たせー!」
店内にあったダーツで遊んでいると、雷さんが両手に料理を持って再登場。
「うわぁー!美味しそー!」
ずらりと並ぶ美味しそうな料理の数々に、あたしの目はキラキラ。
「いっただっきまぁーす!」
料理が揃った所で、パンッと両手を合わせて一口ぱくり。
「美味しー!」
何これ、超うまっ!
「雷さん料理上手!」
「ありがとー凛音ちゃん。おかわりあるから一杯食べてね」
「おかわり!?」
雷さんのその言葉にキランと目が光る。
「雷、餌付けすんな。これ以上食べるとデブる」
「はぁ!?まだ標準ですー!」
ホント失礼だよね、煌は!
キッと横目で睨み付けて、ご飯を掻き込む。
「凛音ちゃんは太っても可愛いよ」
「……っ、壱さん!」
ラブッ!
コーンスープを優雅に飲む壱さんにうっとりしながらハンバーグを一口。
うまっ。壱さんを見てるだけで美味しさ倍だよ。


