Ri.Night Ⅰ 【全完結】



「わー、イラッ〇マがいっぱいある!」



かーわーいーいー!




ゲーセンの一階の一番奥。


そこにはイラッ〇マのコーナーがあって、可愛いイラッ〇マが沢山展示してあった。



「見て見て十夜、可愛くない?」



吊るしてあるイラッ〇マを指差せば、十夜は何とも言えない表情でそれを見ていて。


思わずプッと吹き出してしまった。


だって、イラッ〇マと十夜、似合わなさ過ぎるんだもん。





実は今の十夜、普段と少し違ってたりする。


コンビニに行く際、鳳皇の総長だとバレないように髪の毛をボサボサにして、ついでに持ってた黒縁眼鏡をかけてダサ男に変身させてみたのだ。


前髪が長い上、眼鏡をかけたから全然十夜だとは分からなくて。


いっその事、コレで学校に行ったら騒がれないのにと思ったぐらいだ。




「……これ、可愛いのか?」

「えー、可愛いじゃん。このほくそ笑んでる顔とかキレてる顔とか!」

「………」



分かってないんだから十夜は。



イラッ〇マ、今流行りのキャラクターなんだから!


このイラついた顔とかすっごい可愛いし。