「超爆睡だったけどなぁ……。電気点けても起きなかったし。疲れてたんじゃない?」
「アイツが疲れたぐらいで他人と爆睡するか?」
そう呟いた煌はその後も一人でぶつぶつ何か言っていたけど、面倒臭いから無視。
「煌、ぶつぶつ言ってないで運ぶの手伝って!」
「はいはい。ってか、なんか新婚さんみたいじゃね?」
「は!?ば、バッカじゃないの!?」
「照れんなって~」
煌の言葉に思いっきり照れたあたしは、慌てて背を向けてキッチンに戻った。
煌の馬鹿野郎!ちょっと想像しちゃったじゃないか!
「お、出てきたか」
朝食を運びながら二人でギャーギャー騒いでいると、お風呂から出てきた十夜。
「………」
目が合った十夜は、やっぱり不機嫌で。
と言うより、さっきよりブラックオーラが出てるのはあたしの気のせいだろうか。
……触らぬ神に祟りなし。という事で、十夜は放っておこう。
それから三人で朝食を食べ、迎えにきてくれた壱さんと一緒に学校へと向かった。
「りーのー!」
「陽おはよー!」
いつものように学校の門で待っててくれてる可愛い陽に手を振ると、
「わっ!」
珍しい事に陽からのハグが。
なになになに!?朝から陽きゅんからハグ!?
可愛いすぎるじゃないの!
あたしもぎゅーってしちゃう!


