眩しい……!
突然明るくなった室内に目が慣れなくて、何回も瞬きを繰り返す。
眩しい筈なのに一向に起きる気配がない十夜サン。
十夜って爆睡する方なんだ。意外。
だって十夜って神経質な気がしない?
人が近くにいたら寝れないとか。
てっきりそんな感じだと思ってた。
リモコンをテーブルの上に置き、当初の目的である時計を見る。
すると、時計は六時を指していて。
え?朝の六時だよね?
だとしたら、寝過ぎじゃない?
だって、確か寝たの夕方だったよ?
寝すぎだって……。
っていうか、十夜はいつ寝たんだろう。
帰ってくるの遅かったのかな?
起こさない方がいいよね?
そっとベッドへ上がって、十夜の横へ腰を降ろす。
揺らさない様に移動したけれど、スプリングがきいているせいで少し揺れてしまった。
それなのに、十夜はピクリとも動かない。
ここまで来ると感心するよホント。
それにしても、こうやって見るとホンット十夜って顔整ってるよねー。
寝顔がこんなに綺麗なのって羨まし過ぎる。
起きた時と同じ状態でスヤスヤと寝息を立てて寝ている総長様。
とてもじゃないけど、いつもの無口で無愛想な十夜と同一人物とは思えなくて、物珍しさでついジッと見つめてしまう。
長い睫毛にサラサラの髪の毛。
肌なんてあたしよりツルツルかもしれない。
羨ましいぞこの野郎。


