Ri.Night Ⅰ 【全完結】



眩しい……!


突然明るくなった室内に目が慣れなくて、何回も瞬きを繰り返す。


眩しい筈なのに一向に起きる気配がない十夜サン。



十夜って爆睡する方なんだ。意外。


だって十夜って神経質な気がしない?


人が近くにいたら寝れないとか。


てっきりそんな感じだと思ってた。






リモコンをテーブルの上に置き、当初の目的である時計を見る。


すると、時計は六時を指していて。



え?朝の六時だよね?

だとしたら、寝過ぎじゃない?

だって、確か寝たの夕方だったよ?


寝すぎだって……。



っていうか、十夜はいつ寝たんだろう。


帰ってくるの遅かったのかな?

起こさない方がいいよね?




そっとベッドへ上がって、十夜の横へ腰を降ろす。


揺らさない様に移動したけれど、スプリングがきいているせいで少し揺れてしまった。


それなのに、十夜はピクリとも動かない。


ここまで来ると感心するよホント。



それにしても、こうやって見るとホンット十夜って顔整ってるよねー。


寝顔がこんなに綺麗なのって羨まし過ぎる。


起きた時と同じ状態でスヤスヤと寝息を立てて寝ている総長様。


とてもじゃないけど、いつもの無口で無愛想な十夜と同一人物とは思えなくて、物珍しさでついジッと見つめてしまう。



長い睫毛にサラサラの髪の毛。

肌なんてあたしよりツルツルかもしれない。


羨ましいぞこの野郎。