「爆笑男って!駄目だ、りっちゃん面白すぎる!!」
「彼方、笑っちゃ駄目だよ」
「って言いながら壱も笑ってんじゃん!」
爆笑男がこんなにも目をギラつかせているにも関わらず、顔を見合わせて笑い転げている三人。
っていうか、この三人が笑うから余計に爆笑男の機嫌が悪くなってるんじゃないだろうか。
「テメェ等いつまでも笑ってんじゃねぇよ!」
ほら。やっぱり。
案の定爆笑男は三人に向かってキレていて。
「まぁまぁ、そんなにキレずに」
「って、テメェが言うな!」
「……む」
フォローしたつもりが何故か逆にキレられた。
……ムカツク。
「ぎゃはははは!!もう駄目だ!腹壊れる!!」
「凛音、面白すぎ!!」
終いにはフェロモン男と陽に指を指されながら笑われた。
そんなに爆笑されるような事言ったつもりないんだけど……。
「彼方、陽、そろそろ笑うの止めなよ。煌の機嫌が悪くなったら凛音ちゃんにとばっちりいくんだから」
「壱さん……」
なんて優しいの。
顔も性格も良いなんて、ホント素敵過ぎる。
彼氏にするなら絶対こんな人がいい。
っていうか壱さんがいい。
「あ、あの、凛音ちゃん?」
「……え?いや、あはははは……」
しまった。見つめすぎた。
だって余りにも格好良いんだもん。
自然と目が壱さんの方へと向いてしまう。
「……チッ、仕方ねぇな。自己紹介してやるよ」
「……はぁ?」
自己紹介してやるよ?
なんでそんなに上から目線なのよ!


