Ri.Night Ⅰ 【全完結】



「さて、と。全員集まった事だし自己紹介でもするか」


「……自己紹介?」


「これから長い付き合いになるしな。名前知らなきゃオカシイだろ」


「壱さんと陽」



あたしは壱さんと陽、二人を交互に見ながら即答。



「俺は?」


「……爆笑男?」


「あ゙?」



ぽろりと口から飛び出したのは心の中での呼び名。


あ、と思った時には既に遅く。



「テメェ、何が爆笑男だよ!もう一遍言ってみろ!」



当然キレる爆笑男。



「だ、だって最初逢った時ずっと爆笑してたじゃん!」


「あれはお前がブランコブランコ言うからだろうが!」


「知らないよ!もう爆笑男でいいじゃん!」


「はぁ?冗談じゃねぇ!俺には煌様って言う格好良い名前があんだよ!」


「………それ、自分で言ってて恥ずかしくない?」




「プッ……!」

「ブ八ッ!!」



「……テッメェ~」



何よ、ホントの事言っただけじゃん!


爆笑男のこめかみに青筋が一筋走った後、この世のものとは思えない程鋭く光る眼光。


その視線は最早女に向けるものではない。