……え、なになになに。
なんでそんな目で見られてるの?
視線の先にはポカンと口を開けっぱなしにしてる人や首を傾げてる人がいて。
意味が分からずただ首を傾げる事しか出来ないあたし。
……意味分かんないんですけど。
っていうかこの空気をどうしろと?
静まり返る倉庫内をどうしようかと悩んでいると、
「ククク……、お前ホント面白ぇな」
「……は?」
真横にいた爆笑男が突然笑い出した。
否、爆笑男だけじゃない。隣にいる変態男も笑っている。
唯一まともなのは失礼男だけだ。
いやいやいや。だから意味分かんないんだってば。
「俺、りっちゃんのその怖いもの知らずなとこかなり好きかも」
「はぁ?」
変態男から飛び出した意味不明発言に素頓狂な声が出る。
ますます意味が分からない。
あたし、ただ挨拶しただけなんだけど!
「──行くぞ」
「ちょ……!」
頭の中が疑問符に埋め尽くされた時、突如勢いよく引かれた腕。
──かと思えば直ぐに離され、あたしを置いて歩いていく失礼男。
もう、ホント意味が分からない。


