いつ見ても不思議な色です 私はこの薬がないと生きられないと叔父様は言っていました 「ありがとうございます」 「呑み忘れたら大変だからね」 叔父様は毎回私が呑むのを確認するまで部屋を出ていきません 極度の心配性なんだと思っていました でも、それは違ったのです 私は何も知らない 何も知らなかったのです でも、貴方は知らないこともまた罪と囁きました