何も出来ない歯痒さ、悔しさを感じながら



また、季節がいくらか巡る



そうすると



とうとう君も来なくなった



私は待った、君が来るのを



人としてまだまだ若い君は死ぬはずなんかない



そう思ったから



でも、君は来ない



次の日も、また次の日も、季節がいくら巡ろうと



君は来なかったんだ



そして私は気付く



本当とっくに分かっていた



君が来ない理由