一礼ペコッとお辞儀をしてから
マイクを取る
『皆さんおはようございます。
今日突然全校朝礼と言う形なり、疑問に思うせいとも多いと思いますが
今日は普通の朝礼ではありません。』
はは〜ん。
やっぱり訳ありか。
『実は昨夜、我が校付近の住宅にて暴行事件がありました。
知っている人もいるかもしれませんが、主犯は我が校の生徒と言う話です』
『え、嘘。やばいじゃん』
あまり身近な話ではなかったからつい
言葉が漏れてしまった。
『その生徒は、その家によく押しかけてはもめていた様で、
もちろん、昨夜も彼はその家に行きました。目的は…少しストーカー行為に近かったと聞いています。
その家の人の話によると、
昨晩、彼は自分の家にくるなり
突然迫られ、タイミングよく通りかかった男性が、それを見て止めに入った。だが、彼はその男性に理由もなくいきなり暴行
男性は骨などをおる大怪我をおった…』
なにそれ。その男性
すごい可愛そうじゃん。
しかもストーカーって…。
『ひとつの精神的な問題で、このような問題が起こったり、もしくは…』
校長はその後も
生徒の指導などの話に移っていったが
ほとんどの生徒は多分
その時の、その男子生徒の印象が色濃く刻まれ
そして、その時謹慎処分になっていた
──黒金 梓が、
その男子生徒と見られ
全校生徒に恐れられた。

