別冊☆海宝堂*短編集*

目覚めるともう彼の姿は無かった。

次の日、店の客に港に停泊していた海賊船が発ったという話しを聞いた。


…彼は行ってしまった。


私は、どんなに焦がれても必ず海に奪われる夕日のような、


そんな彼に


恋をした。