2ーA

入りたくない…



でもきっと
蒼龍の奴らは、


サボってるからと言い聞かせ教室に入る、


ガラガラ

優菜「…お、遅れてすみません。」


すると国語の先生は
「遅いぞ!早く席につけ!」といってきた。

それと同時にクラスメイトの視線が私に集まる。




「今日は来ないと思ったのに、あーあー」

「よく来れるよね…杏子様をいじめといて」とヒソヒソと聞こえる。

自分の机に座り教科書を出そうとすると、
ガサガサ…

な、ない?

昨日まであったはずの教科書がなかった。