また、明日。





現実なのか何なのか。



全く受け入れられない僕には、まだやるべきことが残されていて。




「泰輝くん!こっちへ来て!」





優羽のお母さんに呼ばれて優羽のいる方を向く。




「優羽が、泰輝君の名前を呼んでいるの!私がそちらへ行くから!」





そう言われ、優羽のお母さんと場所を交代した。




「優羽っ!!」




突き飛ばされた優羽も、身体の至る所に傷がついていて、血が滲み出ている。





幸い、頭から血は出てないものの突き飛ばされた衝撃で後頭部を強打しているようだった。