「えっ!何お前たっくんて呼ばれてんの!?」 やっぱり聞かれてた… 運転席で爆笑する父。 ますます不機嫌になる僕を見て優羽が隣から謝ってくる始末。 「たっくんごめんね…」 「大丈夫、優羽のせいじゃないから!」 慌てて落ち込む優羽に声を掛けたら更に父さんに笑われて。 母さんに迎えに来てもらうんだった。 後悔先に立たずって、まさにこのことだななんて初めて思ったりした。