「全然!今来たとこだよ〜」 「よかった」 どれだけ早く来ていても、優羽が今来たと言うことは知っていた。 そんな優羽の優しさにも、僕は惹かれている。 「よし、それじゃあ行こうか」 「やっとだねぇ〜!すっごく楽しみだったんだ!」 僕らは、記念日に行く場所を決めていた。