汗を流しながら運ぶ私の横で、その憎たらしいくらいの美形フェイスを澄まして歩く椎名のクソ野郎。 くそ。 横顔までかっこいいとかどんだけなのよ。 赤らむ頬を隠すかのように俯いた時だった。 「豹?」 うつむいた私の耳に、鈴を転がしたような可愛らしい声が響いた。