「やめ────────い!」






ぎゃあぎゃあと取っ組み合いを始める私達の間に里穂が割り込み場を収める。







「ったく、本当あんたって子は‥‥」




別に言ったわけじゃないのに全てお見通しである里穂が、素直になれない私に呆れた視線をおくる。





フーンだ。



ムシムシ。







「まあ、なんでもいいわ。



とりあえずあんたら二人今日放課後買い出し頼んだ」





「「はあ?」」







ふざけんな。そう今にもいってやろうかとおもう態度をワザととる。






‥‥‥‥‥‥本当は、嬉しくて仕方ないんだけど。