死んだ薔薇。

凄く辛かったのよ

声も出なくなっているのに、

叫ぼうと空気を吸い、

ヒューヒューとのどを鳴らす貴方を

心を鬼にして

押さえつけて、食べさせた

けれど、貴方はその後、呼吸が止まるほど食べてくれたわ

それが涙が出るほど幸せだった。