100回の後悔

顔が良いってだけじゃ、こんなに人気でないし。



「…そうなれたらいいんだけどな」



小さい声。でも、しっかり聞こえた言葉。



どうして…



なんで、そんな困った顔で言うの?



なんかマズイこと言っちゃったかな?



「ま、まぁ!!頑張ってね!!応援してあげるよ♪」



ちょうど、教室についたので、そう言って紗智がいる席に歩いた。











「お前に応援されたって…うれしくねぇーよ、」






だから、名城が切ない顔で私を見て呟いてるなんて知らなかった。







―――名城に好きな子がいるって知ってモヤモヤする、この気持ちにも




私は気づいてなかった。