ペタリ ペタリ 自分の足が砂に吸い込まれるようだ ピチャ 「、、、っ」 思ってたより冷たかった だけど、進む。 止まる事を知らなくなった僕の足は深い海に進んでいく 波が僕の胸まで来た時だった 「おーい。お前そんなトコで何してんのー?寒くねえのかー?」 波の音にも、雨の音にも負けない大きくて強い声が聞こえた