ニセ笑顔【完】










「・・・俺、豹族といるなんて一言も言ってねーけど?」









聞こえた返答。









「そんなの知ってる。でも、須藤君が・・悪いんだからね?この先の運命を変えたのは“お前”なんだから」











「・・・」









無言か。









「悲しさに浸っているのも今のうちだよ?これからが本番なんだから。お互い、双方の的になるのはめんどくさいね」












そう言って通話を切った。












ちゃんと、ヒントあげたんだからそれなりに対処してよね。















面白くならないから。