ニセ笑顔【完】









「川田美菜子はまだ気づいてないようだけど、のちに情報行くわね」











「その前にやっちゃうか。川田・・と須藤と・・奴らを」











「その意気が大事!頑張って!」










「そういうマスター、手伝ってくださいよ」









「だって、今本職は此処だもの。それに、ナルがいるじゃない」










でも相手は何人いると思っているの?











「2対数千人だけど。」













「相手がそんなにいたら、刀をさらに磨かなきゃね」













私に親指を立てウインクをするマスター。











ヴーヴーと鳴る携帯に出ると











「・・俺だ」











聞きなれた声が聞こえた。










「・・・オレオレ詐欺ですか」