ニセ笑顔【完】












「あいつ、警察の犬なんだってな。それもお前の近くにいる。」








「だから何」









「厳重にしておくことだな。いつお前に来てもおかしくない。」









「それは警告か?」









「まぁ、師匠からの最後の警告・・だな」









そう言って近くにあった机を日本刀で切った。











「・・やっぱり人間の方が切れ味が良い。・・お前実験台になるか?」












目を光らせて私を見るナル。