「あ、凛ちゃん久しぶり」 「ナル、いるでしょ?」 強めに言うとハァ、と溜息をつくマスター。 「ナルなら・・奥に居るけど、また何かあったの?」 ナルに頼ることはそういうことでしょ?と付け足しそうなニコニコの笑顔。 「・・まぁね」 そう返してナルがいる店の奥へ足を進めた。 「・・行ってらっしゃい。」