「病院退院した後、水津とか幹部全員を調べたんだ。そしたら、ひかるが裏切って将走の肩を貸してたり、ひかるが蓮を脅してあることない事全部俺らに言ってたってことが分かった。」
でも、ひかるが悪いかもしれないが詩兎を信じずにひかるの言葉を信じた俺らも悪い。
「で?何」
「結局、俺らはひかるに手の上で転がされてた…。そして俺らはお前をっ…ごめん。」
込み上がる涙を知らないふりをして深く頭を下げた。
「今謝られても困る。聞いても聞かなくても結局ただのあんたの自己満足じゃない。」
「あぁ。そうだな。今、お前は俺らに復讐出来てせいせいか?」
「なんで、そんなこと聞くの」
ハハッと笑う詩兎は嘲笑う反面、悲しいという顔をしているように見えた。
「復讐の中に色んな人に出会った。いい人達だった。その人達に会えないのが一番悲しい…かな」
目を伏せながら言う詩兎。
「…そうか。」
「アイツは、川田はどうなの」


