ニセ笑顔【完】






それからひかるがそんな事を言わなくなった。






でも、世界一になった時、ひかるがジュース買いということを口実に、俺らにまた話をし始めた。







「あのさ、アイツ、俺に脅してきた」







「ひかるー、それ、終わった話だろ。俺ら詩兎の仲間だろうが。」







呆れてるひかるの話に初めてのった奴がいた。




「お、俺も見た…」





ためらい気味に言う蓮。







「何を?」





そういう永遠。







「ひかるの言葉が気になって詩兎の学校に久しぶりに迎えに行ったんだよ。そしたら…」






「そしたら?」








「お、れらを笑ってた」






「っは、冗談よせよ蓮」







「う、嘘じゃねーって!!」







その目はどこか怯えてるようだった。







その目に皆の…俺以外の目が揺らいだ。







「そ、そんなの嘘に決まってるだろ。しっかりしろよお前ら」





水津がそう言った。







でも、水津は動揺隠しきれてなかった。






俺も、もしかして…なんて、有り得ないことを考えた。