前に座っている、莉音さん。



廉は、どこかに行った。



私は莉音さんの話に頷きながら無、の事を考える。


何で。


アイツが?



いや、


なんであの方が、私を?



世界でトップの情報屋兼、遺体処理屋兼、世界no.2の殺し屋。


の無。


らしい。


詳しくは私も知らない。



ふぅ、とため息を着く。



どうなるのか、考えながら。


風を見てみる。



「・・・風?」



話しかける。




すると、




「なぁ、無と姫野達の関係、何なんだろうな。」