「丸川くんを慕ってくれてる人だって、いっぱいいるよ。現に私も、丸川くんを慕ってるうちの1人だし」
ニコッと笑って、玲奈ちゃんはピースした。
こんな事……面と向かって言われたのは、初めてだ。
「それに私、知ってるよ。丸川くんが陰で努力してる事」
「そうなの……?」
「うん。放課後、よく図書室で勉強してるよね。授業だって、先生の話真剣に聞いて、一生懸命ノートも書いてるし」
この子、結構人の事、見てるんだ。
「みんなが面倒くさがる事をいつも率先してやってるし、優しいし……良いとこ、いーっぱいあるよ!」
優しい笑顔に、思わずドキッとした。
頬が、熱い。
本当に初めてだった。
こんな風に言ってもらえたのは。

