「あんた達、いい加減にしなさいよっ!!」
突如、聞こえてきた怒鳴り声。
これ……玲奈ちゃんの声?
驚きつつも、そーっと教室の中を覗いた。
「丸川くんは生まれつき天才な人ってわけじゃないのよ?陰でたくさん努力してるから優等生なのっ!」
腕を組んで、少し怖い顔をして、玲奈ちゃんは俺の陰口を言ってた連中に怒鳴ってた。
「早瀬……お前には関係ないだろ」
「人の事をとやかく言ってる暇があるなら、一生懸命勉強すれば?そしたら間違いなく優等生になれるわよ?ったく、僻んで陰口なんて……そんなんだからあんた達はモテないのよ」
彼女の気迫に怖気づいたのか、みんな無言のまま逃げるように教室から出て行った。
「……あの」
恐る恐る教室に入り、彼女に声をかけた。

