「裕太……」 「玲奈」 「おー。愛しの旦那様が嫉妬してるよー?」 莉亜が冷やかす中、裕太は無言で私の肩に腕を回した。 「転校生クンと知り合いみたいだけど……」 裕太が言いかけた時。 「玲奈とは中学の時、付き合ってたんだよ」 大きな声が教室中に響いた。 みんなに囲まれていたはずの亮くんは、いつの間にか私達の近くに立っていた。 「ね?玲奈……付き合ってたよね?」 みんなにわざと聞かせてるような大声。 恥ずかしさでカァッと熱くなる。