胃の中のモノを全部吐き終えて、部屋に戻ると、村田くんはお茶を用意してくれてた。 「少し水分、取った方がいいよ」 「……いらない」 「少しでいいから飲みなよ」 促されて、お茶を一口飲んだ。 ようやく体が落ち着きを取り戻したところで、 「村田くん……どうしよう」 あの事を口にした。 「亮くんが今日、死んだの」 「……え」 「飛び降りて、自殺した……。きっと、私が追い詰めたの。私がいなくなればいいって言ったから……」 言葉は凶器。 簡単に人を傷つける、残酷なモノ。