願い事を一つだけ。【短編】

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「えっ、菊乃姉!?」

「あっやめー!!たっだいまー!!」


あの日から2日後、すっかり私も常連となった英野家から家に帰ると、私に飛びついてきた人がいた。


「この前会えなかったから今日こそ会えて嬉しいっ!!元気してたー?部活頑張ってるー?」


「しっ、してる!」


「ほんと?あはは、大きくなって!何年ぶりよ!」

「えと、あの「まあそんなことはどうでもいいわねー!」


どっちなんでしょう、菊乃姉。


というより、


「1度帰ってきたことあるんですか!?」


あ、敬語。

やっぱり癖は抜けないなぁ…


「え、あるよ冬。」


当たり前みたいな顔で返された。